わずか16歳でヤク中になり、精神科の保護室にぶち込まれた話

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#病み垢さんと繋がりたい
#こんな腕でも引かないよって人RT
#メンヘラさんと繋がりたい
 


Twitterで、こんな調子のハッシュタグとともに流血している腕の写真を載せたツイートを見たことはないだろうか?
 
それだけなら我慢出来るのだが、マスクで顔半分を隠した上から加工されたブスの写真がタイムラインに流れてきたときには、理不尽だと自覚しつつもTwitterの開発者であるジャックやエヴァンを恨んでまう。

 

ホントに勘弁してくれ。
 
上記のようなツイートをするのは所謂メンヘラという人種。
 
メンヘラとは、今でこそ一般的な言葉になったが元々は2ちゃんねる発祥のネットスラングだ。意味としては、「心が病んでる人」といったところ。
 

 
メンヘラといっても、それを自称する程度で決して身体を傷つけたりはしない『なんちゃってメンヘラ』から、関わったら死活問題になりえない『ガチメンヘラ』まで、世の中には多種多様のメンヘラが存在する。それゆえ、その生態は一言では説明出来ない。


 
だが、メンヘラ道を極めた僕から言わせると、世の中のメンヘラを自称するやつらの大半は甘っちょろい。

 

今日は、そんなメンがヘラった僕の実体験を綴っていきます。

 

メンヘラ始めました

僕がメンタルをヘラった直接的なキッカケは、当時服薬していた薬のせいで夜間の睡眠が困難になったことだ

 

その薬というのが、日中の覚醒を促すためのものだ。もちろん合法で、医者から処方されたものではあるが、それでもかなり強烈なものだった。

 

慢性的な睡眠不足や昼夜逆転というのは、想像以上に精神的な負担になる。特に、昼夜逆転の生活は、あたかも社会からつまはじきにされているような感覚に陥るのだ。

 

一晩中「眠れない・・・眠れない・・・」と泣きながら自宅の階段を上り下りし、みんなが学校や社会へ飛び出していく頃にやっとこさ眠りに落ちる。

 

そんな生活の中で、みるみる心は荒み、病んでいった。

 

心が病むとどうなるか。

 

人は何かに依存したくなるのだ。

 

僕は、薬に依存した。先述した”日中の覚醒を促す薬”はもちろん、寝れなくなってから処方された精神安定剤や睡眠導入剤も食べた。

 

 

 

はい、食べました。

 

比喩ではなく、本当に貪るように食べた。

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覚醒を促すための薬と強引にでも眠らせるための薬を併用するなんて、ホントにどうかしている。カオスすぎる。体内がマッド・マックス。

 

味覚にも影響があるのか、なにを食べても味がしない。チョコレートと冷蔵庫に入っていた親父のビールだけはちゃんと味がした。『言の葉の庭』でも同じシーンあるけど、あれマジだぜ。

 

そんなことをしてると、ふとしたときに「死のう」なんて考え始める。

 

睡眠導入剤をあるだけ飲み込んで、申し訳程度に部屋であばれてるとふっと記憶が飛んだ。

 

そして16歳の冬、見事に精神科に収容されました。

 

それも、VIPルームでの入院です。ヤッタネ☆

 

保護室

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見事、精神科の保護室に収容された。別名、隔離室。病院に運ばれて、即日入院を告げられたときには予想もしないような部屋だった。

 

”保護”なんて優しそうなワード使っていながら、さながら刑務所のよう。

 

職員通路からはまる見えだし、水も自由に飲めない。トイレだって同室にある。頭を打ち付けても死なないように、床や壁が柔らかい作りになっていた。

 

なにより怖かったのは、消灯後のことだ。隣室(同じく保護室)から話し声が聞こえてくるのだ。ナースコールで看護師を呼び、なにが起きているのか尋ねるとその患者は幻聴と会話しているのだと教えられた。

 

とんでもない場所に来てしまったことに改めて気付いた。

 

こんな場所で食事がのどを通るわけもなく、さらに痩せもとの体重から10kg減。あばら骨がうっすら浮かび上がっていたのは、正直自分でも引いた。

 

一般病棟に移る予定日の前日、医者から信じられないことを告げられた。

 

「キミ、あと1日こっちにいてね。」

 

裏切られたわけだから、怒りにまかせて泣いて暴れた。そしたら、トドメのひとことが放たれた。

 

「そんな状態じゃここから出せないなぁ。」

 

大人の、いや、精神科医の理不尽さに屈した。世界の全てを憎んだ。

 

 

保護室に関するエピソードは他にもある。

 

収容されて2日目の夕方だっただろうか。当然、猛烈な便意に襲われた。通路からまる見えだが、そんなことを気にしているどころではない。意を決して、便器に向かう。なんということだろうか。そこには、本来あるべきモノが無かったのだ。

 

そう、トイレットペーパーが無い。

 

ここに居る人間にはケツを拭くことすら許されないのか。通路側の扉は特殊ガラスだし、まるで動物園ではないか。今後、みんなが動物園に行ったときはどうか動物たちにねぎらいの言葉をかけてほしい。

 

保護室を出る際に、「ここではトイレットペーパーも置かれないんですね・・・」と看護師に言ったところ、「なに言ってんだ、こいつ」みたいな目で見られた。

 

ただ、置き忘れていたらしい。

 

お願いします、僕の便意を返してください。

 

こうして僕の保護室生活は幕じた。

 

最後に

全国1000万人のメンヘラに、僕はこう伝えたい。いずれ取り返しのつかないことになるぞ、と。

 

精神科(特に保護室)は、とんでもないところだった。

 

中途半端にODしてるやつは気を付けろ。さもなくば、おれと同じくこの世の地獄に行くことになるかもしれない。

 

矛盾するように聞こえるかもしれないが、精神的な不調を感じたらまず精神科を受診しよう。診断書をかいてもらって休職するなり、早め早めに手を打つべきだと僕は思う。

 

それこそ、僕が見た地獄とはまた別のソレを見ることになってしまうかもしれない。

 

とにかく、心身ともに健康が一番ハッピーだよね!

 

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