Juvenalog

AVを観て、泣いた夜

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18歳になってから、もう半年が経とうとしている。そんなことに気付いたのは、ついさっきのことだ。パソコンでAV(アダルトビデオ)を観ていたときだった。

 

いつものようにパソコンの前に座り、ブログを書いていたのだが、思うように進まなかった。ブログを書くのを諦め、なんとなくAVを観始めた。

 

抜くわけでもなく、ただただ眺めているだけだったのだけれども、気が付いたらいやに生暖かい涙が頬をつたってた。僕は、涙をふくでも、ぬぐうでもなく、呆然と画面を眺め続けた。

 

女優の喘ぎ声が、イヤフォンを介して僕の鼓膜を揺らした。

 

いつまでも10代でいられると思っていた。

 『18歳 奇跡の新人美少女』

 

そう謳われたAVをたまたま観たのは、もう3年も前のことだろうか。1分間ほどの無料サンプル動画の中で、彼女は”シロウト”を演じていた。

 

今でこそ判るが、企画単体女優というポジションにあったのだろう。そんな彼女も、今ではひとつのジャンルを代表するような著名な女優になった。

 

そんな、あまりにも当たり前で、だからこそ、これまで気付けなかった事実に気付いてしまった。

 

僕らは年をとる。

 

僕は、そんな当たり前のことを受け入れつつも、どこか受け入れ切れていなかった。不老だといいたいのではない。10代はもっと長いものだと思っていた、というべきだろうか。

 

画面の中の半裸の彼女。デビュー当時は短かく栗色に染められてた髪も、肩の辺りまで伸ばされ、自然な黒に染まっている。

 

それが、僕に時間の流れを意識させた。

 

そのときの僕に、 時間は、あまりにも残酷なものに思えたのだ。

 

僕らは年を重ねる

僕らは年を重ねる。

 

例外なく、みな等しく年を重ねるのだ。

 

僕も、あなたも(この記事を読む人がいるかは分からないが)、あなたのスマホの別タブで開かれているDMM.comのサンプル動画の中の女優も、誰一人として年をとらない者はいない。

 

ならば、今やるしかないだろう。本当にやりたいことは、今やるしかない。

 

「いつか」なんて言葉は使いたくない。

 

10代でいられるのも、あと1年と半年。全力疾走とは言わないが、全力で這っていくつもりだ。

 

 

高校を辞めてから、3度目の春がもうすぐやって来る。

 

 不器用なりに、精一杯生きてみようと思う。