夏が近づくにつれ、高校から逃げ出した2年前を思い出して切なくなる。

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お久しぶりです、おのたくです。

 

すっかり夏の暑さと湿気にバテてしまいました。皆さんはお元気ですか?

 

突然ですが、皆さんには特定の季節になると思い出すことってありますか?

 

「冬になると、ふとしたときに別れた恋人を思い出してしまう」みたいなヤツです。

 

僕にも、夏になると嫌でも思い出してしまうことがありまして。どうしようも切なくなるんですよね。ですから、こうして文章に書き起こして、そんな気持ちをなんとか昇華させようと必死です。

 

今日は、そんな僕の「忘れられない思い出」について書かせてください。

 

2年前の夏、僕は高校から逃げ出した

夏が近づくと、僕は高校から逃げ出したことを思い出します。

 

思い出すたびに、どうしても切ない気持ちになってしまいます。後悔しているわけでも、過去に囚われているわけでもありません。ただただ、切なくなるのです。

 

当時16歳だった僕は、不登校や引きこもりと呼ばれる類いの学生でした。

 

学習内容が身の丈に合っていなかったのか、自分の病気が足かせとなっていたのかは定かではありませんが、高校一年生の冬から外へ出ることができなくなりました。

 

重い足を引きずり、学校へ行こうと自宅を出ようとしても、涙がこぼれてあと一歩が踏み出せませんでした。まるで体と心が学校へ行くことを拒絶しているようでした。

 

いつしか僕は、日中のほとんどを自室のベッドの中で過ごすようになりました。

 

「いっそのこと死んでしまいたい」と心の底から思ったのは、後にも先にもあの時だけです。

 

いつ訪れるのかさえ分からない「学校に行けるようになる日」をジッと待つよりも、学校を辞めて環境ごと変えてしまおうとの考えに至りました。

 

そうして16歳の夏、僕は高校から逃げ出しました。たった10ヶ月間しか通うことができませんでした。

 

後悔はないけれども、未練は残ったまま

高校から逃げ出したこと自体には、少しの後悔もありません。

それどころか、あの時の自分を褒めてやりたいとさえ思います。

 

けれども、夏になるたびに思うんです。

 

「体育祭やりたかったな~」

「学祭やりたかったな~」

「夏コン*1出たかったな~」

「修学旅行いきたかったな~」

 

後悔こそないものの、やっぱり未練はあるようです。それも、とびっきり黒くてドロッとした未練が。

 

隣の芝生が青くみえているだけなのかもしれませんが、夏になるたびに考えてしまいます。まるで呪いのように。

 

狂おしい程の未練はモチベーションに

この二年間なにをするにしても、根底にある劣等感や未練はモチベーションになりました。そのモチベーションが僕を突き動かていました。

 

「嘲笑った奴らを見返したい」

「何者かになりたい」

「僕自身のことを肯定してあげたい」

 

未だにこんなことばかり考えてしまいます。

 

また、さながら狂気のような学校への未練は、近い将来に教育事業に携わりたいと考える動機にもなっています。

 

未練とか劣等感ってそんなに綺麗な感情ではないけれども、僕にはそれらがあったからこそ出来たことも沢山あります。

 

それでも、夏になるとどうしても胸が締め付けられます。

僕は、なにか大切なものを教室に置き去りにしてしまったのかもしれませんね。

 

いっそのこと全国の不登校を招集して、学祭や修学旅行を自分で計画してしまおうかとも考えています。

 

ちゃんと歩けてるかな?

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 当時16歳だった僕も、気が付けば18歳になりました。それどころか、19歳になるまで半年も猶予がありません。

 

あれから2年経ったのにも拘わらず、未だに毎日ギリギリのところを生きています。ちゃんと歩けているのかさえ、ときどき不安になります。

 

それでも、この2年で僕を取り巻く世界は大きく変わりました。ベッドの上にしか無かった僕の居場所が、比べようも無いほどまで広がりました。

 

歩くことを止めなかったからこそ、ここまで来ることができたのだと思います。

 

「ちゃんと歩けてるかな?」

 

来年の夏も、こんなふうに自分をのことを見つめ直したいと思います。そうやって、自分を大切に生きていきたいのです。

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。それでは、おやすみなさい。

*1:全日本吹奏楽コンクールの略称

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