「だいじょうぶ」という自己暗示

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時給750円のアルバイト辞めてからというもの、すっかり昼と夜がひっくり返ってしまって。昨晩も例に漏れずずっと起きていて。何をするでもなく、でも何かしていないとどうにかなってしまいそうで、好きでもないのにずっとYoutube観ていた。

 

 「この人たちはなんて幸せそうなんだ」

 

そう思ったが最後、いよいよマジで笑えなくなった。それでも、深夜の静けさに耐えられる自信なんてこれっぽちもなかったから、とりあえずは画面に集中するんだけどやっぱり笑えなくて。「いよいよ俺も相対的な幸せしか感じられなくなったのか?」って自嘲してやった。

 

頭の中では色んな事が浮かんでは消えてを繰り返していた。辞めてしまった高校のことや納期に間に合わなかった仕事のこと、音信不通になった昔の恋人のこと。両親のこと、借りっぱなしの700円のこと。それから、これからのこと。

 

不安とか絶望とか、そんなものは一切感じなかった。ただ、なんとなくこれから数十年間生きていくって実感が湧かなかった。なんとなく、あと数年したらある時フワッと消えてしまうような、そんな感じ。それらは、別に自殺願望とかそんなんじゃなくてさ。ただ、実感が湧かないだけなんだ。

 

 そういやさ、最近は本当に楽しいことばかりなんだ。千葉とか高知とか、いろんな所に行ったよ。コーディングだって少し出来るようになったし、なによりWebで飯食えてるってヤバくね?なんかさ、こう、現代的だよな。半年前はこんなことやるなんて全く想像してなかったよ。

 

これまで色々なことがあって、いつも何かから逃げてきた。逃げ続けていたらこんな場所に辿り着いていた。あまりに不安なことが多いもんだから、気が付いたらさながら自己暗示のような「だいじょうぶ」が口癖になっていた。そうやって、自分を誤魔化しながらなんとかやってきた。

 

俺は出来が悪いし、何か秀でたものがあるわけでもない。頭だって良くないし、外見だって本当に冴えない。不得手なことがあまりにも多すぎて、正直なことを言うと自分のことながらこの先が心配。

 

それでも、運だけはとても良いし、周りにいてくれる人にも恵まれている。そのお陰で生きていることが今は楽しいよ。だからさ、この先もきっとだいじょうぶ。何があってもどうにかなるよ。