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【ネタバレ感想】映画「君の膵臓をたべたい」が良作だったので早速レビュー!

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こんにちは、おのたくです!
 
ついに映画「君の膵臓をたべたい」が公開されましたので、さっそく観てきましたよ!

 
原作にあたる小説を初めて読んだときは、猟奇的なタイトルからは想像できない内容に本当に感動しました。
 
原作小説はもちろんのこと、コミカライズやオーディオブック、果ては表紙イラストを担当されたloundrawさんの画集まで購入しました。
 
 
 
つまるところ、僕はこの作品の大ファンです!
 
大ファンたるもの、正直なことを言うと実写化への不安はありました。
 
だって、バリバリにメイクした成人女性が高校生を演じるのってみるに耐えないじゃないですか?
 
けれども、それらは全くもって杞憂でした。
 
マジでよかった。
 
泣くほど良かった。
 
いや、号泣してきました。
 
映画を見終わった瞬間に、この作品のヒットを確信しました。
 
それは、原作の良さはそのままに実写化向けに再編されたストーリーが中々に良かったからです。
 
そんな、原作ファンをも唸らせた映画「君の膵臓をたべたい」をさっそく解説していきます!
 

あらすじ

タイトルの通り、カニバリズムに目覚めたストーカー気質の青年と被害者である少女の物語……

 

ではなく!

 

母校へと赴任した主人公の春樹が、あることをキッカケに高校生の頃に失った大切な人の想いを知るといった、いわゆる感動系の映画です。

 

あらすじについては、オフィシャルサイトがどこよりも詳しいので、ぜひこちらを参考にしてください!

 

ストーリー解説

こっからは、お待ちかねのネタバレです。

 

主な登場人物はざっくり以下の通り。

 

志賀春樹:根暗な、いわゆる陰キャ。大人になってからは、高校の教員として母校に勤務している。桜良の膵臓のことを唯一知っている。

 

山内桜良:クラスの人気もの。膵臓の病を患っており、先が短いことが分かっている。

 

恭子:桜良の親友の少女。親友と仲良くしている春樹をあまりよく思っていない。

 

委員長:桜良の元カレ。メンヘラストーカーボーイ。

 

ストーリーの超絶ざっくりした流れは、以下の通りです。 

 

29歳になった春樹は、高校教師をしている。退職しようか悩んでいたときに、蔵書の整理を任される。それをキッカケに過去を振り返る。

高校生春樹、病院で偶然拾った文庫本によって、クラスメイトの桜良の病気を知っていしまう。病気のことを知っているのは、家族以外では春樹だけ。それ以来、なにかと行動をともにする。

それをよく思わない元カレの委員長、春樹への陰湿な嫌がらせをする。後に、直接手を出してしまう。

そんなこんなしている内に、桜良の病状が悪化して入院。自分が亡くなったあと、春樹に親友の恭子と仲良くしてほしいという希望を伝える。

桜良はなんとか仮退院。春樹との待ち合わせ場所に向かう途中で、通り魔に刺されて亡くなる。その事実を知って、春樹は1ヶ月引きこもる。

桜良が生前記録していた共病文庫を読むために、桜良の自宅を訪問する。亡くなった事実を受け止める。

大人になった春樹、図書館に桜良が隠していた遺書を発見。恭子宛てでもあったので、彼女がいる結婚式場へと向かう。

恭子、桜良が病を患っていた事実を知る。その後、春樹と恭子は和解する。

 

超絶ざっくり説明すると、こんな感じです。物語の骨格自体は、ほぼ原作通りと言っていいでしょう。

 

原作をまだ読んだことのない方向けに、もう少し掘り下げてストーリーの解説をしていきます。

 

ヒロインの桜良の死因は、病死ではなく他殺である

あらすじを読んだ方なら、誰しもヒロインの桜良が亡くなることは想像に易いでしょう。病を患っているヒロインが物語の中で亡くなるのは鉄板ですからね。

 

もちろん、想像通りに桜良は亡くなります。

 

ただし、死因は膵臓の病によるものではなく、通り魔による他殺です。

 

作中のいくつかの場面で伏線が張られていますので、勘の良い人は簡単に予測できる結末なのではないでしょうか。

 

「君の膵臓をたべたい」は恋愛を描いた作品ではない

よく勘違いされていますが、この作品は男女の恋愛にフォーカスした作品ではありません。

 

それらしい描写があることも事実ですが、どちらかというと恋愛的感情よりかは友情に近いものだと解釈できます。

 

原作者の住野よるさんも、このように述べています。

 

原作ファン視点からの率直な感想

ネタバレもほどほどに、率直な感想を述べていこうと思います。

 

先ほども書いたように、原作に忠実でありながら実写でも違和感のないストーリーに大満足しています。原作とは異なるエンディングも、「なるほどな~」と感心させられるものでした。

 

また、ヒロインの桜良役を務めた浜辺美波さんがハマり役だったな~と思いました。

 

ライトノベル特有の個びっ媚びなヒロインを見事に演じています。鼻につく高めの声質も、桜良のイメージにピッタリでした。

 

堀江由衣さん演じるオーディオブックの桜良とはまた違ったテイストの桜良を楽しめます。

 

この作品の残念なポイント

ここまで手放しにこの作品を褒めちぎってきましたが、いくつか残念なことがありましたので、それについて説明します。

 

他の人がいる場所で桜良の病気の話して大丈夫なの?

物語の序盤、春樹と桜良が図書館で会話をするシーンがあります。

 

蔵書の整理をしている春樹に向かって、桜良が「君の膵臓をたべたい」と告げるシーンです。 その後、彼女の病についての会話が続きます。

 

このシーンなのですが、実は後方に人がいるんですよ。いや、まぁ、図書室なんで当然っちゃ当然なのですが。

 

でも、桜良は膵臓の病のことは春樹だけにしか告白していません。つまり、他の人に膵臓の話は聴かれてはマズいんですよね。

 

他に人が居る場所で膵臓の話しちゃっていいの?

 

そんなモヤッとした疑問が残りました。

 

ちなみに原作では、同様の会話が蒸し暑い図書室の中で二人きりのときに展開されます。原作を知らなければ、違和感を感じることはないかもしれませんね。

 

上映時間120分はやはり長い

僕が普段あまり映画を観ないということも要因の一つですが、やはり上映時間120分は長いと感じました。

 

特に、物語の序盤は少々退屈でした。説明口調のように聞こえる台詞があったり、展開が遅かったりしたことが原因です。

 

もう少しだけ、全体的にシェイプアップして100分程度にまとまっていたら個人的には嬉しかったですね。

 

原作を未読でも楽しめる?  

ここまで散々、原作を絡めつつ説明したため、「原作読まんとおもしろくないんじゃね?」と思った方もいるかもしれません。

 

一緒に観に行った原作を全く知らない友人いわく、

 

「久々に良い映画を観たわ。てか、泣いた。」

 

とのことです。原作を知らない成人男性でも、しっかり感動できるようです。

 

ただし、「後半の展開が少々急ぎ足だと感じる」とも言っていました。まぁ、こればかりはストーリーの構成上仕方のないことでしょう。

 

この映画をおすすめ出来る人

・「四月は君の嘘」や「陽だまりの彼女」のような作品が好きな方

・ただの恋愛系作品に飽きてきた方

・泣ける作品を観たい方

 

この映画をおすすめ出来ない人

・いわゆる感動系の邦画がニガテな方

・120分の上映に耐えられない方

・設定にリアリティを求めがちな方

 

まとめ

このように、実写版の「君の膵臓をたべたい」は総じて最高の映画でした!
 
核心にはあえて触れないようにしたので、ここまで読んでも作品の全貌までは分からなかったと思います。興味がある方は劇場へと足を運んでみてください!
  
映画でこの作品に夢中になった方は、原作小説や住野よるさんの他の作品も読んでみることをオススメします。

 

こちらの記事にまとめさせていただきましたので、よろしければお読みください!

 

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